作家・精神科医 北杜夫氏死去

氏の著作は中学のころ、夢中になって読んだ。

氏は東北大学医学部を卒業して、慶応大学精神科に入局した。
氏の時代には脳神経の病気はすべて精神科で診療していた。
氏の上司の教授は精神科医であったが、脊髄の病気を専門にしていた。
また氏の時代には精神科医も脳手術を行っていた。
私が平成4年に師事した静岡てんかん・神経医療センター
脳外科部長も精神科から転じて、てんかん外科を専門にしていた。
平成3年に勤務した東京の病院に東北大学医学部卒の年配の先生が
いらして、ときおり北杜夫氏の学生時代の話をされていた。

とりとめなく、いろいろなことが想い出される。