2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パンデミック

インフルエンザを心配する季節になった。 新型インフルエンザ、鳥インフルエンザの時は パンデミックという表現が使われた。 パンデミックは爆発感染、世界流行と表現されるように 感染症が全国的・世界的に大流行することをいう。 中世のペスト、大正時代の…

首折れサバ

首折れサバを調理。 三枚におろしてもらって半身は刺身、もう半身は 醤油だれに漬け込んで『りゅうきゅう』にした。 アラはアルミホイルで包んで塩焼き。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

スペイン風邪

20世紀初めに世界中で大流行したスペイン風邪、当時は原因を 解明できなかったが、後にインフルエンザの一種であったと判明した。 その後に発生したエコノモ脳炎という病気はスペイン風邪の 後遺症であったと考えられている。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経…

サリドマイド

サリドマイドは西ドイツで開発された薬剤で、睡眠薬として 有用であると認可されて1957年(昭和32年)に発売された。 睡眠薬としてだけでなく、妊娠時の「つわり」にも効く とのことで多くの妊婦が服用した。 ところが生まれた子供の奇形(特に上肢)の原因…

低温調理

魚、肉のタンパク質は100度前後の高温で加熱すると 凝固して硬くなり、本来のうま味が減ってしまう。 魚、肉ともタンパク質が凝固してしまう一歩手前に 加熱調理すると、うま味が保たれる。 最近流行の低温調理チャーシュー、焼き豚は ジューシーで柔らかく…

青魚とヒスタミン

サバ、イワシ、サンマといった青魚の美味しい季節だ。 鹿児島には首折れサバという名品があり、 これの刺身は絶品だ。 刺身で生食できる数少ないサバだ。 青魚は痛みやすく、痛むとヒスタミンという ジンマシンや食中毒の原因になる物質を生じる。 青魚は新…

リーガル・ハイ 2 

ここしばらくテレビ・ドラマに興味失っていたが、 なにげなく見たリーガル・ハイ2が面白い。 半沢直樹と打って変っての境 雅人の本番組での アクの強いコメディー・タッチの役柄は好き嫌い 分かれるだろうが、これだけ説得力のある 演技はそうそうできるも…

低髄液圧症候群

脳脊髄液漏出症、脳脊髄液減少症ともよばれる。 脳や脊髄を覆っている膜に針孔ほどの小さな穴が開き、 そこから脳脊髄液が微量ずつ漏れることで 頭痛、めまい、倦怠感などが出現する。 スポーツ、交通事故などによる外傷、怪我が誘因と なるが、原因不明のこ…

二日酔いと片頭痛

お酒は脳血管を拡張させて片頭痛の原因となる。 また赤ワインに含まれるチラミンという物質は片頭痛を惹き起こす。 二日酔いの頭痛と思っていて実は片頭痛の可能性がある。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:ima…

気候

10月も中旬超えると、さすがに涼しくなってきた。 気象庁の報告では昨年、一昨年に続いて 今年の冬もかなりの寒さとなるらしい。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

桜島 よりみちクルーズ

10月20日 日曜日、友人Yに連れられて桜島を訪問。 久しぶりに来たが、欧米からと思われる外国人観光客が目立った。 インターナショナルだ。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

睡眠と脳 毒素

ヒトは人生の約1/3を睡眠に充てている。 そこまでして睡眠が必要である理由のひとつとして、 米国ロチェスター大学のMaiken Nedergaard医師らは ヒトでは眠っている間に、起きている時に脳にたまった 毒素性の化学物質を睡眠中に脳から取り除く作業が行われ…

柿のジェラート

クリニックにほど近い果物屋で柿のジェラートみつけた。 自家製で美味。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

堀北世代

堀北真希の主演ドラマ「ミス・パイロット」が始まった。 昨年のNHK「梅ちゃん先生」から一年ぶりの主役という。 堀北真希と同年の1988年(昭和63年)生まれの女性芸能人は 思いつくだけでも他に、新垣結衣、黒木メイサ、小嶋陽菜、 大島優子、戸田恵梨香と現…

陰陽屋へようこそ

作家 天野 頌子の作品がテレビドラマ化された。 占い、お祓いには全く興味ないのだが、 なんとなく見てみたら、これが神番組だった。 主演キャストもさながら、居酒屋の老主人役 杉良太郎、 高校生の母親役 南野陽子、巫女役 柏木由紀が好演している。 今秋…

台風26号

10年に一度という台風26号が来た。 関東地方直撃というが、今日からの横浜の学会には 今年は欠席なので、免れたようだ。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

てんかんとインフルエンザ

インフルエンザがこじれるとウイルスは脳に侵入し、 脳炎、髄膜炎を起こす。そこまでいかなくとも痙攣をおこす。 予防が必要だが、予防ワクチンの接種でも痙攣をおこすことが あり、専門的配慮を要する。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://ww…

学会シーズン終わり

学会シーズン終わる。 今年は年内の臨時休診はない。 全国学会・研究会はなるべく日曜・祝祭日に出席になるよう 調整して、クリニックの診療に支障来さぬようしているが、 一年のうちにどうしても臨時休診にせざるを得ない時が1〜3回ある。 学会認定専門医…

てんかんの薬 別の使い方 デパケン

デパケン(セレニカ、バレリン)は全般てんかんの代表的治療薬である。 てんかんだけでなく片頭痛の予防薬としても用いられる。 ただし妊婦・妊娠予定のある患者さんでは専門的配慮が必要である。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.syna…

自動ブレーキ機能

最近、危険な状況を判断して自動でブレーキかけたり、 アクセルを戻す制御コンピュターが搭載された自動車が出てきている。 さらに運転者が運転操作しなくても走行する 「自動運転車」が実用化に向けて欧米、日本で研究中である。 医療法人雄翔会 いまむら脳…

日本てんかん学会(北九州)

北九州での日本てんかん学会。 昨日は評議員会、理事選挙だった。 今日は朝8時から指導医講習。 指導医とはてんかん専門医を指導する立場だ。 てんかん専門医の中から指導医が選ばれる。 その指導医も定期的に講習を受ける義務がある。 ということで早朝か…

臨時休診 学会出張 2013年10月10日〜11日

今日からの二日間、10月10日(木)〜11日(金)は 学会出張のため、臨時休診となる。 10月12日(土)からは、いつも通りの診察だ。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

てんかんの薬 別の使い方 テグレトール

テグレトールは部分てんかんの代表的治療薬である。 同時に三叉神経痛の治療にも用いられる。 三叉神経は顔の感覚をつかさどる神経で、 それが刺激されて生じる痛みが三叉神経痛だ。 口の横、周辺に激痛が走る。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック ht…

台風24号

台風24号が近づいてきた。 鹿児島市は昨日の晴天と打って変っての曇り空で 雨が降り始めている。 10月10日(木)には九州北部を直撃とか。 10日は日本てんかん学会 評議員会(北九州市小倉)に 出席しなければならない。 新幹線の運行状況が気になると…

学会シーズン

今週は学会が続く。 木・金は北九州で日本てんかん学会。 新幹線でJR小倉駅へ。 10日、11日は臨時休診となる。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

片頭痛全国フォーラム 2013.10.5

有意義な会であった。 全国から集まった頭痛を診察している医師全員参加での討論。 日本の頭痛診療のトップレベルの教授、専門家が指導しての 中身の濃い発表、レクチャー。 明日からの頭痛診療が楽しみだ。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http:/…

片頭痛全国フォーラム MCSS 2013

今日は午前の診療終了後に空路 東京へ。 夕方から片頭痛の全国研究会出席。 最新かつ旬の話題で頭痛診療をアップグレード。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]

ごちそうさん

新しいNHK朝ドラ、面白い。 トマトが赤ナスといわれていた頃で、 トマト味のチキンライスを「赤ナスご飯」と呼ぶのは 西洋食材に馴染みのなかった時代を感じさせる。 チキンライスにオムレツをのっけたオムライスは 今はたんぽぽライスとよばれるようだ。「…

『てんかんの手術の正しい理解』

恩師 三原忠紘先生より 最新著書『てんかんの手術の正しい理解』をいただいた。 http://www.nanzando.com/books/24171.php 平成4年、静岡てんかんセンターで三原忠紘先生に師事して、 てんかん外科、並びにてんかん診療全般を学び始めた。 あれから早いもの…

小児てんかんキャリーオーバー

小児てんかんキャリーオーバーとは小児期(16歳以下)で 治療が終結せず、成人になったてんかん患者のことをいう。 一般に小児科は16歳以下を扱うとされ、成人になっても引き続き 小児科で治療していくかは議論の分かれるところだ。 国立精神神経センタ…