2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧
クリニックの万両が色づいてきた。 万両はヤブコウジ科の常緑小低木であり、 正月が近づくと色づくめでたい木である。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]
寒い季節、コーンスープやクラムチャウダーが美味しい。 クラムチャウダーはアサリ、ハマグリを入れた とろみのあるスープでクリーム味とトマト味がある。 クリーム味クラムチャウダーは牛乳と小麦粉を使うが、 アメリカでは米粉、トウモロコシ粉も使う。 イ…
アスピリンは優れた解熱剤である。 しかし、こどもの風邪(ウイルス感染症)に アスピリンを服用させると、ライ症候群という 急性の脳症で死亡したり、重い後遺症が残る。 風邪のときの熱さましの薬は慎重を要する。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック…
風邪はしばしば頭痛を起こす。 風邪の熱で脳の血液の流れが速くなり、血液流量が増えて 脳血管が広がると周囲の神経を圧迫して頭痛を起こす。 また風邪で体が防御態勢になると交感神経システムが作動して、 首、肩の筋肉が緊張状態になり、頭痛を起こす。 医…
寒くなってきた。風邪が流行る。下痢を伴うこともある。 風邪も下痢はありふれた病気で、たいていは数日で治ってしまうが、 まれに1〜2週間後にギラン・バレー症候群になることがある。 これは風邪や下痢の時に体の免疫システムが暴走して自分の神経を 攻…
香港にはラードごはんという料理がある。 炊き立てのご飯にラードを乗せて、醤油をかけてかき混ぜる。 ネギなどふることもある。 「醤油かけ御飯を炒飯にしたような味」だ。 同じようなものが台湾にもあるそうだ。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック …
1996年の夏、大学の友人Kと香港に行った。 多忙な外科医であったKだが、うまい具合に 夏季休暇が取れたため、私に声がかかった。 翌年返還で、その前の香港を見ておきたかった。 鹿児島から香港への直行便があった時代で、 成田と違って、鹿児島空港での出国…
インフルエンザ予防接種の時節だ。 医師自身はどの割合でインフルエンザ予防接種を 受けているかの全国調査結果が出た。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/flu/topics/201311/533493.html 既に受けた医師と受ける予定が合計で94.7%で ほとん…
鹿児島県の地域医療データベース「せごどん」に掲載された。 http://renkei.kufm.kagoshima-u.ac.jp/segodon/hospitalinfo/5-00/603-c001014067.html 定期的に更新していく。 http://renkei.kufm.kagoshima-u.ac.jp/segodon/ 医療法人雄翔会 いまむら脳神経…
インフルエンザのウイルスが脳に入って炎症を起こすと 髄膜炎(ずいまくえん)、脳炎(のうえん)になる。 一方、インフルエンザのウイルスが脳には入っていないのに 体の免疫が過剰に反応し過ぎて暴走して 脳を壊してしまうことをインフルエンザ脳症という…
一昔前まではインフルエンザ予防接種の後 接種部位をよく揉むようにいわれていた。 最近の医師でのアンケートでは約70%が 「揉まない」という結果が出ている。 https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/45160/Default.aspx 「揉まない」が多数派…
アメリカの脳神経医師は聴力障害のスクリーニング検査で しばしばフィンガースナップ(指パッチン)を使う。 http://www.dartmouth.edu/~dons/part_1/chapter_6.html 聴力検査用の音叉が振動音の低音域なのに対して、 フィンガースナップは破裂音で高音域の…
1970年代にカリスマ的人気だった英国の歌手 イアン・カーティス (Ian Curtis 1956年 - 1980年)。 てんかんの持病があり、ライブ・ステージで発作を起こすことがあったが、 いつしか吹っ切れて、自分のてんかん症状をもとにした曲を ステージで披露するよう…
11月18日 日曜日 早朝。 不在郵便物受け取りのため鹿児島中央郵便局の時間外窓口に伺う。 JR鹿児島中央駅、アミュプラザに隣接しており、徒歩20分。 ほどよく晴れていて、気分よく歩く。 郵便物受け取ったあと、中央駅周辺を散策。 中央駅構内のお土産横丁…
ラルドは豚の背脂で作ったイタリアの生ハムである。 太古、ギリシャの石工が招聘されてイタリアに移住してきた時、 石切り場の寒さを乗り切るためにカロリー源として食したという。 飽食の現代と異なり、食糧が稀少だった昔の貴重な栄養源だった。 現代では…
北欧、東欧は寒い。ヨーロッパの寒い地方では ラードをパンに塗って食べる。熱源カロリーだ。 意外なことにラードはバターより低カロリーで、リノール酸、 不飽和脂肪酸成分を多く含み、かつ長く保存できる。 ドイツでは黒パン、ライ麦パンにラード、その他…
ハッピー・ホルモン(βエンドルフィン )はストレスを和らげる。 美味しい食べ物をとると分泌される。食べ物は個人の嗜好・好みが あるので、どれを美味しく感じるかは人によって様々だが、 一般に糖分、脂質は大きな個人差なくハッピー・ホルモンの分泌を促…
βエンドルフィンは脳の視床下部が出すハッピー・ホルモンである。 美味しい食事、入浴、ランニング、リラックス、笑いなどで分泌される。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]
職員のインフルエンザ予防接種施行。 福利厚生で職員の接種費用はクリニックが負担する。 インフルエンザの心配なく、健康に仕事できる。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]
ゲシュヴィント症候群は別名 「感覚・辺縁系過剰結合症候群」とも 言われ、過剰書字(たくさん文章を書かずにいられない)、過剰な 宗教性、道徳性、真面目さ、過度の粘着、過大な情動などいくつかの 特徴を示し、しばしば天才的な才能を示す。 側頭葉てんか…
11月10日 日曜日。 休日も平日と同じく6時起床。 平日と同じ時間に朝食を食べて、 同じ時間にクリニックに行き、 午前中、書類作成業務を行う。 今朝は雨。珍しく自動車を使う。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage…
頚腕肩症候群(けいけんわんしょうこうぐん)とは 首筋から肩・腕にかけての痛み、凝り(こり)等を指す病名だ。 ひどくなると頭痛・めまい・耳鳴り、抑うつ状態など 脳神経の症状につながっていく。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.s…
鹿児島市でもインフルエンザが出て来た。 今は北の方が多いが、市内全域に広がるだろう。 私も自分のクリニックで11月初めに予防接種を受けた。 体力・免疫力を落とさぬよう早い就寝を心がけよう。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.syn…
四十肩、五十肩ともいう。 寒い時期に多い。 肩関節を構成する骨、軟骨、靱帯、腱などが 年齢と共に変性して炎症が起きて生じる。 肩関節が拘縮して固まってしまうと 肩が上がらなくなり。炎症が続くと うずくような痛みが出現する。 ひどくなると頭痛の原因…
片頭痛は頭痛だけでなく、さまざまな症状を合併する。 片頭痛で起きるめまい症状を片頭痛性めまいという。 メニエール病と誤診されることがある。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]
18世紀のスイスの博物学者・哲学者シャルル・ボネが1760年に報告した。 チャールズ・ボネット症候群ともいう。 視覚障害者に出現する幻視であり、目の不自由な高齢者で 現実に存在しない顔、漫画、小人などが見える。 視覚障害のある65歳以上の高齢者の10%…
朝早く起床。 ホテルの京料理 たん熊で朝食。 出汁の利いた味付け。美味しかった。 帰りの飛行機まで少々時間があったので、 研究会会場から徒歩15分の東寺へ 田中先生、諸木先生と同行で詣でた。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.sy…
京都での研究会。 新規抗てんかん薬の動向、高齢初発てんかんの問題など 旬の話題に溢れた有意義な会で、聴いているだけで元気が出てきた。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]
今日の夕方から、てんかんの全国研究会(京都)。 新しい知見が楽しみだ。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]
エコノモ脳炎は20世紀初頭、第一次大戦の頃、欧米で流行した。 同時期に世界中で流行したスペイン風邪の合併症、後遺症と考えられている。 別名「嗜眠性脳炎」、「眠り病」などと呼ばれたように主症状は半昏睡状態で、 半昏睡状態から目覚めても人格変化、運…