研究の再現性

医学研究は再現性が重要である。
他の研究者が追試して同じ結果が出ないと信用されない。
仲間内・内輪でのほめ合いは意味がなく、
世界の研究者からの客観的な評価が必須である。
先週3月7日にてんかん研究褒賞を受賞した私共の論文は
2001年に出されたものだが、欧米のビッグネームの研究者が
追試して同じ結果が出たことでさらに注目を浴びるようになった。
特に2012年にアメリカのてんかん外科の大御所リューダース教授が
私どもの論文を引用して、ヒトの側頭葉てんかんでも同じ結果が出た
ことを示した論文が追い風になって今回の受賞に至った。
こういう形で認められるまで12年間かかったが、自分らの研究が
再現性を持っていることが確信できて嬉しい。

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/

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