Vasa Prihoda ヴァーシャ・プルジーホダ
私はクラシック音楽にあまり興味ないが、
ヴァーシャ・プルジーホダの演奏する
『トルコ行進曲』には言いようのない感銘を受ける。
ヴァーシャ・プルジーホダ（Vasa Prihoda）は
1900年（明治33年）、東欧チェコの南ボヘミア州で
生まれ、父親の手ほどきで三歳からバイオリンを
始めた。録音技術が実用化された20世紀初頭の
1926年（大正15年）に当時の最新鋭だった
マイクロフォンによる電気録音で多くの演奏を吹き込んだ。
これら戦前の録音はプルジーホダの真骨頂であり、
SPレコード特有のノイズの中から浮かび上がってくる
音色はなんとも言えない。
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