玉音放送とSPレコード
昭和天皇が太平洋戦争の終結を告げた玉音放送の
SPレコード原盤が戦後７０年を記念して皇室から
一般公開された。昭和天皇はSPレコードにスピーチを
吹き込んで、関係者がそれを再生してラジオ放送した。
ビニール盤のレコードが実用化されたのが１９４８年
（昭和２３年）で、終戦時の１９４５年（昭和２０年）
にはSPレコードしかなかった。
SPレコード再生技術の第一人者である新 忠篤氏が
今回の玉音放送SPレコード再生を担当し、テレビで取材を
受けていた。新 忠篤氏は精力的に真空管アンプ製作記事を
「ラジオ技術」、「管球王国」といった雑誌に掲載しており、
東京を中心に定期的に自作のアンプの鑑賞会を企画している
好事家の間で有名な人である。
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