ビタミン大量療法

ビタミンは人体に不可欠な栄養素であるが、
食事で摂れる程度の微量で十分だ。
大量に投与するとかえって害になる。
ノーベル化学賞を受賞したことのある生化学者
ライナス・ポーリング博士が1970年代に提唱した
「ビタミンC大量療法」は無効であるだけでなく
腎不全、下痢などの副作用を生じさせて
患者さんを苦しめる結果になることが報告され、、
博士は晩節を汚した。ノーベル医学賞の名誉は消え、
トンデモ医学の提唱者として後世に名を残すことになった。
しかし未だに「ビタミンC大量療法」を勧めるサプリ会社や
一部の医師が残存している。
効果の証明されていないことを患者さんに勧めてはいけない。

最近、有効な治療法のない筋萎縮性側索硬化症(ALS)と
いう難病に対してのビタミンB12大量療法の保険適応
申請が取り下げられた。これはまあ良心的だ。

いまむら脳神経クリニック公式ホームページ
病院口コミサイト(鹿児島県)





 ネット予約24時間受付。
RESERVA予約システムから予約する


診察はネット予約できます(予約受付24時間対応、初診・再診)RESERVA予約システムから予約する