エリザベス・ホームズとバイオベンチャー
コンビニで微細な針に人差し指を刺して
血液を1滴絞り出し、検査機にかける。
レジで4,000円支払って帰る。
4時間後に血液検査の結果とAI（人工知能）に
よる医学分析の結果がスマホに送られてくる。
異常がひっかかれば病院に行けばよい。
こういう夢のような話が実現するかもしれないと
少し前、話題になった。1984年（昭和59年）生まれの
エリザベス・ホームズはスタンフォード大学で化学工学を
学んでいた19歳の時にTheranos（セラノス）という
バイオベンチャー企業を立ち上げ、その10年後、
指先から血液を１滴採るだけでさまざまな検査ができる
低価格の検査手法を開発したと発表した。
エリザベスの巧みな宣伝も功を奏して、投資家が飛びついた。
巨額の資金調達に成功して、エリザベスは一躍、億万長者と
なった。しかし、虚偽だったことが判明した。
エリザベスは窮地にある。
発想は悪くない。実現すれば画期的だ。
技術的に難しそうだが。
http://wired.jp/2014/08/10/new-blood-test-vol12/
http://wired.jp/2016/05/05/everything-you-need-to-know-about-the-theranos-saga-so-far-2/
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