トーン・ウッドの受難

2016年、ギターの側板、裏板に用いられるローズウッドの
輸出入が制限された。ローズウッドは欧米では生育せず、
スペインはかつての植民地ブラジル産のローズウッド
(ハカランダ)を用いていた。アメリカもそれにならった。
音質もさながら安価で入手が容易だったからで、1960年代半ば
までは高級機種のみならず安価なギターにも普通に用いられていた。
1960年末にハカランダの輸出入が制限されるとインド産、
マダガスカル産と地理的に遠い国からの輸入に切り替わっていた。
ワシントン条約とは絶滅の危惧される野生動植物種の取引を
制限する国際条約である。1992年、ワシントン条約
ハカランダの代表種であるDalbergia nigraの輸出入が
禁じられてから在庫されていたハカランダ価格は高騰した。
今度はローズウッド全種の制限でこちらも高騰しそうだ。
良質な木材を用いた製品は入手困難になりつつある。

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