てんかんと運転

きびしくなっていきそうだ。
ルールが守られないと、てんかん診療自体が成り立たなくなる。

NHKニュース 2012年4月5日
「持病のてんかんを隠し事故 “厳罰化”求める署名 30万人超す」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/k10014225181000.html

栃木県鹿沼市で持病のてんかんを隠して免許を取った男が小学生6人を
はねて死亡させた事故で、遺族らがこうしたケースの事故の厳罰化を
求める30万人を超す署名を集め、近く国に提出することになりました。

男は医師の忠告に従わず運転を続けて事故を起こしましたが、
飲酒運転など悪質な事故に適用される危険運転致死傷罪ではなく
自動車運転過失致死の罪で起訴され、法律の上限の懲役7年の判決が
確定しています。この判決について、遺族は刑が軽すぎるとして
去年12月から署名活動を始め、このほど署名の数が30万人を超しました。
署名では、持病のてんかんを隠すなど悪質なケースは上限が懲役20年の
危険運転致死傷罪を適用することや、申告が義務づけられている病気を
隠して免許が取得できないようチェック機能を強化するよう求めています。
遺族らはこの署名を今月9日に法務大臣国家公安委員長に手渡す予定で、
引き続きこうした事故の再発防止に取り組んでいきたいとしています。