頭痛と花粉症

花粉症の時節だ。
花粉症、アレルギー性鼻炎、鼻過敏症では鼻の中だけでなく
鼻に隣接した副鼻腔(フクビクウ)も腫れる。
副鼻腔とは蓄膿症のできる部位で大きく4つに分けられる。
鼻の中、副鼻腔が腫れるとこの二つをつなぐ通路が閉鎖して
副鼻腔の中の空気が外に出れなくなり、空気圧が上がっていく。
副鼻腔には痛みを感じる神経(専門用語で三叉神経第一枝という)が
豊富に走行しており、その神経が刺激されて鼻や目の奥を中心とする
頭痛となる。もともと蓄膿症のある人は特にこの頭痛が出やすい。