南方熊楠(みなかた くまぐす、1867年〜1941年)

世界的に高名な学者 南方熊楠は、てんかんを患っていた。
南方熊楠は18ヶ国語を解し、博識さは「歩く百科事典」
とまで呼ばれ、世界最高峰の学術誌Natureに総計50報の論文が
掲載され、「日本人の可能性の極限」とまで言われた。

南方熊楠は生前、幽体離脱や幻覚をしばしば経験しており、
自分の死後は自分の脳を調べてもらうよう要望していた。
大阪大学医学部にホルマリン漬けとして保存されている脳を
MRIで調べると右側頭葉の海馬に萎縮(海馬硬化)を認め、
側頭葉てんかんだったのではと推察されている。


医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]