クモ膜下出血と過労死

クモ膜下出血は怖い病気だ。
死亡率が高く、助かっても寝たきりになったりする。
クモ膜下出血は脳の血管が破れて起きる。
破れやすいのは脳動脈瘤というものが多い。
これは脳の血管の一部が風船のようにふくらんで
血管の壁が薄くなっているところだ。
動脈瘤は人口の1〜3%に存在するといわれる。
破れるのはそのうち年間1〜2%程度だが、
欧米では年間0.05%という報告もある。
そうなると多くの人は頭の中に脳動脈瘤を持っていても
生涯破れることなく一生が終わっているとも解釈できる。
破れる人と破れない人の明暗を分けるのは脳動脈瘤のサイズ、
部位、形状、生活習慣病合併の有無(高血圧等)など言われて
いるが、意外に見落とされがちなのが過労、ストレスである。
日本でもクモ膜下出血の誘因が過労と認定されて、労働災害
認められた事例が出てきた。
http://www.fsinet.or.jp/~aichan/baka/rightbaka28.htm

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/

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