ロボトミー手術

ロボトミー手術は1935年(昭和10年)にポルトガル
神経科医師エガス・モニスによって始められた治療法である。
凶暴性を症状として示す精神疾患患者に対して
優れた抗精神病薬のなかった当時は画期的な治療とされ、
エガス・モニスは1949年(昭和24年)、ノーベル医学・
生理学賞を受賞した。しかしロボトミー手術により
凶暴性は消失するも人間らしい感情も消えてしまう
ことがわかってきて、行なわれなくなった。
エガス・モニスは後年、自分の患者に銃撃されて
下半身不随となり、1955年(昭和30年)に亡くなった。
その20年後の1975年(昭和50年)、日本精神神経学会
ロボトミー手術の廃止を宣言した。21世紀の現在でも
ロボトミー手術で後遺症が残った当人、その家族は、
エガス・モニスのノーベル賞の取り消しを求めている。

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
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