抗てんかん薬と妊娠

てんかん薬は胎児に影響する。
特にバルプロ酸は影響が強く、高容量のバルプロ酸
妊婦が服用していると赤ちゃんの出生直後の発達が
時に遅れることがあると報告されている。
しかしきちんと育てていれば3歳までには遅れは
取り戻せるとされている。抗てんかん薬の影響よりも
生まれてからの育て方の方が重要であると強調されている。

最近、九州大学医学部を中心とした研究グループは
動物実験バルプロ酸を妊娠マウスに投与すると
仔マウスの学習・記憶に影響するが、出生後の
自発的運動を行なわせることで学習・記憶能力が
回復してくると報告している。このことは今まで
言われていた育て方の方が重要であるという考えを
裏受けるものだ。
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2015/2015_11_20.pdf

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック

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