こどもと痛み止め

こどもの頭痛は治療薬が限られる。
おとなと同じ薬の多くは12歳〜16歳になるまで原則として使えない。
こどもの頭痛はアセトアミノフェンカロナール)が第一選択である。
アセトアミノフェンは熱冷ましとしても使用されている薬だ。
しかしアセトアミノフェンは小児喘息(ぜんそく)の引き金になったり、
喘息症状を悪化させるという考えがあり、イブプロフェン(ブルフェン)を
推奨する意見もあった。
最近、米国のボストンこども病院William J. Sheehan医師を中心とする
研究班がアセトアミノフェンの喘息に対する影響はイブプロフェン
同程度であると報告した。薬の副作用の程度は個人差が大きく、
悩むところだが、慎重に対処すれば、喘息があっても
アセトアミノフェンを服用できる場合があるということか。


Acetaminophen versus Ibuprofen in Young Children with Mild Persistent Asthma
N Engl J Med 375, 619-630, 2016
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1515990

https://medical-tribune.co.jp/news/2016/0818504445/

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