てんかんと夢の中
てんかんでしばしば過去の記憶、体験が現実と重なって現れる。
既知感(Deja vu)の一種だが、てんかんの場合はさらに
夢の中状態(dreamy state)、二重意識(doubling consciouness)、
心の複視(mental diplopia)などと呼ばれる。
19世紀末の1890年、イギリスの神経科医ジャクソン博士が最初に報告した。
60年後の1950年代にカナダの脳神経外科医ペンフィールド教授が
側頭葉を電気刺激するとこの症状が惹起されることを確認し、
側頭葉てんかんの症状であることが判明した。
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