抗てんかん薬 バルプロ酸の副作用
バルプロ酸ナトリウム(デパケン、セレニカ、バレリン)は
てんかん、片頭痛、気分障害に広く用いられている薬剤だ。
比較的副作用が少ないということで安易に用いられる傾向も
あるが、副作用として、妊娠時の胎児への催奇性の問題、
肝臓機能の障害と高アンモニア血症、眠気、ふらつき、
脱毛、食欲増進に伴う肥満などが問題となる。
てんかんの治療でどうしてもバルプロ酸を使わざるを得ない
場合が多く、副作用を避けるための服薬量の専門的な
細かい調整が要求される。また薬疹は一般に比較的少ないと
されているためか、逆に非専門医の診療で薬疹の発見が
遅れることがある。
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