入浴関連頭痛

お風呂に入ったり、シャワーを浴びることで誘発される頭痛を
入浴関連頭痛という。入浴関連頭痛の中にはクモ膜下出血
可逆性脳血管攣縮症候群 (RCVS) 、脳動脈乖離が原因となっている
ことがあり、頭部CT検査、MRI検査、MRA検査が必要であるが、
多くは良性入浴関連頭痛である。片頭痛持ちの女性がなりやすい。
入浴関連頭痛には有用な治療法が確立されていないが、たいていは
入浴を避けるか、入浴法を工夫すると長くても一ヵ月ほどで軽快していく。
高血圧の薬であるカルシウム・チャンネル拮抗薬や、その系統で
片頭痛の予防薬 塩酸ロメリジンが有効なこともある。
痛みを感じる三叉神経が過敏な状態になっていることが多く、
症状に応じて、三叉神経痛の薬を短期間併用する。
良性入浴関連頭痛は片頭痛の治療薬の中でもトリプタン製剤では
かえって症状が悪化する。

いまむら脳神経クリニック公式ホームページ
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