リチウムと物忘れ
リチウムは電池に用いられている金属で、水道水にも微量含まれている。
薬剤化された炭酸リチウムは双極性障害（躁うつ病）の治療に用いる。
コペンハーゲン大学の研究者はリチウム含有量の多い水道水を飲用
している地域では認知症の発生が少ないという疫学調査を発表した。
そうなると「認知症を防ぐリチウム水」など商品化されそうだが、
リチウムは摂りすぎると甲状腺が障害されたりと有害である。
またリチウムは気分を高め、時に痙攣を起こしやすくするため、
コーヒーなどカフェインを多く含む食品は避ける。
また、てんかんの患者さんには禁忌である。
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