talk & deteriorate症候群
talk & die症候群ともいう。
頭を強く打った人が元気にしゃべっていたのに
数時間後に死亡する病態である。
急性硬膜外血腫の意識清明期によるものが代表であるが、
脳挫傷、脳内血腫でも生じる。
ほとんどは頭を打って6時間以内に起きるため、
6時間過ぎればひとまず命を脅かすことはまずない。
打った直後には頭部CT検査で異常がないこともある。
6時間過ぎてからの頭部CT検査で薄い硬膜外血腫、
硬膜下血腫がみつかることがある。また数日後の検査
で脳挫傷、脳内血腫が描出されてくることもある。
頭部外傷は奥が深い。
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