片頭痛の予防 抗てんかん薬 MCSS

片頭痛は予防が重大課題である。

最近、片頭痛治療は頭痛時の対策が充実してきた。それに対して、予防治療は隔靴掻痒の感があった。

今年6月に抗てんかんバルプロ酸デパケン、セレニカ)が片頭痛発作の予防薬として
厚生労働省に認可された。片頭痛フォーラム(大阪)での評価も上々だった。
とくに薬物乱用頭痛で、それまで服用してきた薬を中止しないといけなくなる場合、
治療の大きな選択肢となる。他の抗てんかん薬もその効果が検証中である。

心強いことだ。