てんかんと飲酒

飲酒、寝不足、ストレスは、てんかん発作を増悪させる。
お酒はほどほどであれば、ストレス解消になるが、
深酒は脳の抑制機能を下げて、神経細胞を興奮しやすくする。
てんかんは脳の抑制機能がブレーキとしてうまく働かなくなり、
ブレーキの効かない状態で神経細胞が過度に興奮して、
脳神経の機能が暴走して起こるとされている。
深酒がてんかん発作を悪くするのは当然である。
また飲酒による睡眠は自然な睡眠と異なり、
脳神経は十分な休息を得られない。
眠っても寝不足ということになる。

Dworetzky博士は若い女性の飲酒はてんかん発作を悪くしないと述べている。
若い女性は過度の飲酒はしないからかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/Dr-Brain/20120328/p1