熱性けいれん

小児の脳は大人よりも発熱に敏感である。
生後6ヵ月〜6歳ほどの赤ちゃん・幼児が高熱で
ひきつけを起こすものを「熱性けいれん」という。

熱性けいれんは、乳幼児期だけのことで終わるのが大部分だが、
なかには、てんかんに移行するものがある。

てんかんの診察時に出産・乳幼児期のエピソードを
こまかく聴取することは非常に重要である。