熱性けいれん 続き

熱性けいれんは軽度のものを単純型、重度を複雑型という。
てんかんへの移行は単純型2〜3%、複雑型5〜10%とされる。
重度の複雑型の方が移行するリスクが高い。
加えて、もともと脳神経の異常があったり、熱がないのに
けいれんを起こした身内がいたりした場合、リスクが高い。

一方、軽度の熱性けいれんからてんかんに移行する幼児もいれば、
重度の幼児でも移行しない場合も多い。その違いが何なのかを
究明するのが、てんかん発症予防の鍵のひとつだ。