脳の深部を見るレーザー蛍光顕微鏡

日本のグループがレーザー蛍光顕微鏡で大きな研究を果たした。
「生きたまま海馬の観察に成功」
http://www.hokudai.ac.jp/news/130124_pr_es.pdf

海馬(かいば)とは脳の深部にある組織で記憶に強く関係する。
てんかん、物忘れ(認知症)に大変関係の深い部位である。
また脳梗塞との関連も注目されている。
私共の研究グループのテーマのひとつが《てんかんと海馬》であり、
てんかん発作の際の海馬の活動をいかに的確に捉えるかに腐心した。
海馬研究の進歩はてんかん、物忘れの診断・治療にとって福音である。