ビタミンB1

ビタミンB1は脳と神経に対して重要な栄養素だ。
ビタミンB1発見の先駆者、クリスティアーン・エイクマン博士
(1858年〜1930年)は今日8月11日にオランダで生まれた。
エイクマン博士の代表的業績は脚気の研究であり、
コメ糠に含まれる成分が脚気を直すことを突き止めた。
これにヒントを得た日本の鈴木梅太郎が世界初にオリザニン
命名して発表、次いでポーランドカシミール・フランクが
ビタミンと名付けて発表したが、鈴木梅太郎博士は日本語の論文
しか発表していなかったため世界初ということが認識されず、
ビタミンB1発見の栄誉はカシミール・フランクのものとされた。
エイクマン博士は1929年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、
その翌年、この世を去った。

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/j:image:w360]