インスリノーマ  低血糖での失神

てんかんと鑑別を必要とする病気に
インスリノーマ(インスリン産生膵島細胞腫)がある。
インスリンインシュリン)は膵臓が分泌するホルモンで
血糖を下げる作用がある、血液中の糖が上がると膵臓
インスリンを分泌して血糖を適正な量に保つ。
膵臓インスリン分泌細胞が腫瘍になった
インスリノーマでは血液中の糖が高くても低くても
おかまいなしにインスリンを分泌するため
低血糖で意識を失うことがある。
これをてんかんと見誤って抗てんかん薬を用いても
症状は良くならない。

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
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