2014-05-11 インスリノーマ 低血糖での失神 てんかん てんかんと鑑別を必要とする病気に インスリノーマ(インスリン産生膵島細胞腫)がある。 インスリン(インシュリン)は膵臓が分泌するホルモンで 血糖を下げる作用がある、血液中の糖が上がると膵臓は インスリンを分泌して血糖を適正な量に保つ。 膵臓のインスリン分泌細胞が腫瘍になった インスリノーマでは血液中の糖が高くても低くても おかまいなしにインスリンを分泌するため 低血糖で意識を失うことがある。 これをてんかんと見誤って抗てんかん薬を用いても 症状は良くならない。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/ ツイッター@いまむら脳神経クリニック(クリック)