脳震盪とセカンドインパクト症候群

脳震盪とは頭部をぶつけることで脳が急激に揺れ動かされて
一過性の意識消失、記憶消失、めまい、ふらつき、頭痛、吐気、
目の前がぼやけるなどの症状が起きる病気である。
脳震盪ではCT、MRIで異常が検出されないことが多いが、
検査で異常が見つからなくても脳は大きなダメージを受けている。
程度によるが回復に最低でも一週間、通常、一か月以上かかる。
一旦、脳震盪を起こすと、次に頭をぶつけた時にまた脳震盪を
起こす危険性が増加し、症状がより重くなる。
特に脳震盪から三週間も経たないうちに再び頭を
強くぶつけると一回目の脳震盪から回復しきれていない脳の
ダメージは極めて重篤で、死亡率50%である。
これをセカンドインパクト症候群という。
頭と脳に関してスポーツ根性論は忌避すべきだ。

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
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