痛み止めと脳梗塞

アメリカの神経学会は昔からよく使われている
旧世代のCOX-2阻害剤である痛み止めの薬は
脳卒中の危険性を高めることを報告した。
今月11月5日の発表だ。
痛み止めの薬にはさまざまな種類がある。
旧世代のCOX-2阻害剤は痛みは抑えるものの、
血液が固まらないように調整しているPGI2
(プロスタサイクリン)という物質を減少させて
しまうため、血栓が出来やすくなり、
脳梗塞につながる。
専門的な配慮なしに安易に痛み止めの薬を
多用すると脳梗塞につながる。
痛み止めの薬は症状、各個人の状態に応じて
専門的に使い分ける。旧世代のCOX-2阻害剤を
使わざるを得ないときには服用量を調整する。

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