インフルエンザと集団接種

1962年(昭和37年)に学童(小学生、中学生)に
全員インフルエンザ予防接種が義務付けられた。
私が小学生の頃、学校でインフルエンザ予防接種を
受けていた。
ところが1994年(平成6年)に集団接種は中止され、
任意接種に変わった。するとインフルエンザ脳症
急激に増えて、死亡したり、命が助かっても
重い後遺症が残るということになった。
ワクチン接種は感染を100%防げなくても、
重症化を防ぐ効果は十分ある。

集団接種が中止になった理由として1989年(平成元年)
から実施されたMMR三種混合ワクチン接種後に起こった
無菌性髄膜炎に対する集団訴訟で国が敗訴したことから、
マスコミがワクチン有害論を騒ぎ立て、それに便乗した
医師免許保持者までいたため、厚生労働省が任意接種に
切り替えざるを得なくなったといわれている。

インフルエンザなど脳炎、脳症を起こす感染症
てんかんの原因にもなる。予防が重要だ。

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
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てんかん片頭痛ブログ
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