飲酒と海馬
「酒は百薬の長」、「適度の飲酒は健康に良い」という諺が
あったが、21世紀になっての研究で否定されている。
お酒を全く飲まないことが一番の健康につながるということだ。
最近の研究で飲酒は海馬を萎縮させるという報告が複数出ている。
海馬は記銘力、認知機能に深く関わっており、海馬の萎縮は
認知症、てんかんの原因となる。
多量の飲酒が危険性が最も高いが、少量の飲酒でも悪影響を
及ぼすことが明らかになってきた。
Moderate alcohol consumption as risk factor for adverse brain outcomes and cognitive decline: longitudinal cohort study
http://www.bmj.com/content/357/bmj.j2353
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