抗てんかん薬とSJS

SJSとはスティーブンス・ジョンソン症候群(Stevens-Johnson syndrome)
の頭文字であり、薬剤に伴う副作用 重度発疹の代表例だ。
こじれると失明、死亡といった重篤転帰を来す。
どういう薬剤でも起きる。抗てんかん薬はフェニトイン、
カーバマゼピン、ラモトリギンなどで報告が多い。
個人差があり、そうそう起きるわけでない。
起きやすい体質があるのではないかとは考えられていた。
最近、フェニトインでSJSを起こしやすい遺伝子が報告された。
朗報であり、個人差を事前に知ることができればSJS発生を
防げる可能性あるのだが、遺伝子検査は個人情報の問題もあり、
普及はまだまだ先かもしれない。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1892248
「フェニトイン関連SJS、関連遺伝子同定」

医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック
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