片頭痛と抗てんかん薬
抗てんかん薬には片頭痛の予防効果があると
報告されているものがある。
日本ではバルプロ酸（デパケン、セレニカ、バレリン）が
片頭痛の予防に使うことが認可されている。
しかしバルプロ酸は妊娠時に胎児の奇形を誘発したり、
また出産後もこどもの成長発達に悪影響を及ぼすことが
問題視されて妊娠可能な女性には使われなくなってきている。
他にトピラマート（トピナ）、カルバマゼピン（テグレトール）
にも片頭痛の予防効果があると報告されている。
最近では新規抗てんかん薬レベチラセタム（イーケプラ）も
片頭痛を予防するという研究論文が出ている。
https://www.carenet.com/news/head/carenet/36758
Verma A et al.
Levetiracetam in Migraine Prophylaxis: A Randomized Placebo-Controlled Study in a Rural Medical Institute in Northern India
Clinical Neuropharmacology 36,193–197, 2013
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?cmd=Search&term=Levetiracetam%20in%20Migraine%20Prophylaxis%3A%20A%20Randomized%20Placebo-Controlled%20Study%20in%20a%20Rural%20Medical%20Institute%20in%20Northern%20India&dispmax=20&relpubdate=No%20Limit
クリニックHP
http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/
てんかん・片頭痛ブログ
http://ameblo.jp/epilepsy-migraine/entry-11886050148.html
せごどん（鹿児島県医療情報データベース）
http://renkei.kufm.kagoshima-u.ac.jp/segodon/index.php?option=com_content&view=article&id=603&Itemid=44&thanks=19
