唐辛子（カプサイシン）ほどほどに
寒くなってきた。鍋物が温まる。
うどん、そばなどの汁物麺類もおいしい。
薬味に唐辛子は重宝する。
とはいえ、唐辛子は使いすぎてはいけない。
唐辛子に含まれるカプサイシンという成分は
アドレナリンというホルモンを分泌する。
アドレナリンは代謝を活発化する。
また適量分泌ではストレスを和らげる。
一時期、唐辛子に体脂肪を燃やすダイエット効果が
あるといわれたことがあるが、科学的に証明できず、
現在はむしろ否定されている。
育毛効果、毛髪促進に医学応用できるのではないかと
いう論文が出たこともあるが、データ捏造が発覚して
その医学部教授、准教授は停職、解雇処分となった。
つまりカプサイシンの健康促進作用は否定されている。
それどころか、カプサイシン多量摂取でアドレナリンが
過剰分泌されて怒りっぽくなったりなどの精神障害が
起きる危険性が指摘されている。
またカプサイシンは少量では胃の粘膜を保護するが、
多量になると胃の粘膜を傷つけてしまい、
胃癌の危険性が高まることも指摘されている。
唐辛子は激辛、激激辛は避けて。ちょい辛くらいに
しておいた方がよさそうだ。
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