めまい
頭位めまいの多くは良性である。 悪性頭位めまい（ブルンス症候群）では 回転性めまいだけでなく多くは小脳の 他の症状を伴うため、神経学検査で見当つけるのだが 時に回転性めまいだけの症状なので良性かなと 思っても頭部CT検査を行うと小さな小さな脳出血…
頭位性めまいとは頭や体を動かすと目の前が回転するめまいで 殆どは内耳性の良性発作性頭位めまい症であり、次第に軽快していく。 かなり激しいめまいを起こすことがあるが命に別状ない。 小脳出血、小脳腫瘍、小脳萎縮が原因の場合、悪性発作性頭位めまい …
内耳神経は蝸牛神経と前庭神経の合流したものである。 蝸牛神経は聴覚、前庭神経は平衡感覚を司る。 前庭神経が障害されるとふらつき、浮動性めまいが生じるが 片方の前庭神経が障害されてももう片方が代償するので 通常は症状が表に出てこない。 両側の前庭…
めまいには多くの種類がありいろいろな原因で起きる。 小脳虫部、前庭神経系の異常、他に貧血、低血糖で生じる。 風邪（ウイルス感染）の後に起きやすいのが前庭神経炎に伴うめまいだ。 風邪の後7〜10日後の発症が多いが、もう少し遅れて出現することもある…
めまいの原因の多くは脳、耳で、 時に貧血、低血糖などでも生じる。 検査で原因がわからない場合も多い。 他に心因性めまいというのもある。 うつ病、パニック障害、過換気症候群などで起きる。 通常のめまいと合併していることも稀でない。 精神科領域のめ…
めまいの原因は脳、耳、頚椎、心臓血管系、 貧血・低血糖などの代謝系と多岐にわたる。 頭部CT検査で脳に異常がないことを確認した上で、他の原因を探る。 耳は狭い部位にめまいに関係する構造物、脳神経が密集している。 多くは良性発作性頭位性めまいと前…
寒くなってきた。 季節の変わり目に多いのが頭位性めまいだ。 内耳の前庭器から剥がれた耳石という炭酸カルシムの かけらが三半規管に迷入することで生じる。 いまむら脳神経クリニック公式ホームページ 病院口コミサイト（鹿児島県） ネット予約２４時間受…
本格的に寒くなってきた。 この時期は後頭神経痛が多くなる。 独特の痛みで通常の痛み止めは効かない。 後頭神経痛は命を脅かすものではないが、 たまにクモ膜下出血とまぎらわしいことがある。 いまむら脳神経クリニック公式ホームページ 病院口コミサイト…
ヒトの生活は交感神経優位の緊張状態と副交感神経優位の リラックスした状態で成り立っている。 緊張状態が持続しすぎると過緊張となる。 交感神経優位でエンジン全開状態がずっと続くわけだから 体に大きく負担がかかる。 頭痛、めまいが起きやすくなる。 …
寒くなった。 季節の変わり目はめまいが増える。 頭を動かすと起きる回転性めまいは頭位性めまい、 首を強く曲げた時のめまいは椎骨脳底動脈循環不全、 左上肢を動かすと出現するめまいは鎖骨下動脈盗血症候群を疑う。 いまむら脳神経クリニック公式ホームペ…
寒くなった。 季節の変わり目は頭痛、めまいが起きやすい。 自律神経の問題、血管の収縮拡張の問題などで、 多くは一過性だが、なかにはクモ膜下出血、 脳腫瘍が潜んでいるので注意を要する。 いまむら脳神経クリニック公式ホームページ 病院口コミサイト（…
目の前が真っ暗になるというのは絶望の比喩表現だが、 絶望などしていないのに一時的に目の前が真っ暗になる症状の場合、 若い人は立ちくらみ、中高年は脳梗塞の前段階を疑う。 立ちくらみには貧血、自律神経障害、起立性低血圧、片頭痛、てんかん など多く…
頭を動かすと起きるめまいは頭位性めまいが多いが、 中高年になると椎骨脳底動脈循環不全症でも類似の症状が 起きることが多い。特に目の症状を伴う場合は注意を要する。 同じような症状でも頭位性めまいと違って椎骨脳底動脈循環不全症は 放置しておくと脳…
精神に作用する薬は不適切に服用すると怖い、 ストレス社会ということで抗うつ薬がしばしば使われるが、 抗うつ薬を服薬中に脳のセロトニン濃度が過剰になると 時に頭痛、めまい、吐気が起きる。 セロトニン症候群の初期症状であり、放置しておくと 不安、振…
めまいには急性期と慢性期がある。 急性期めまいには脳卒中など生命を脅かす病気があり、 頭部CTで確認する。検査時間が20秒〜40秒程度と 短時間なので、めまい症状が強くても検査に支障ない。 横にしかなれない場合でも、横向き撮影が 容易に行えるので、心…
めまいは大きく二つに分けられる。 回転性めまいと浮動性めまいだ。 回転性めまいは目の前が回る。 浮動性めまいは体がふわふわする。 それぞれ原因が異なり、治療も異なる。 このふたつのめまいが合併することも少なくない。 また立ちくらみがめまいの一種…
良性発作性頭位めまい症は耳石という炭酸カルシウムが 成分の構造物がはがれて、三半規管に迷入して起きる。 カルシウムが不足すると耳石がはがれやすくなる。 かといってカルシウムを摂りすぎると時にシュウ酸と 結合したシュウ酸カルシウムが尿管結石とな…
パニック障害とは突然、めまい、動悸、発汗、頻脈、ふるえ、 息苦しさなどが出現する病気である。脳の中の不安を抑える セロトニンという物質が不足していると推測されている。 パニック障害と見えても脳の病気が潜んでいることがあり、 脳の検査は必要であ…
頭位性めまい症は正式には良性発作性頭位変換性眼振と いかめしい名前だが、要は頭を動かすことで強烈な 回転性めまいが出現する病態である。 内耳の耳石という炭酸カルシウムの構造物が剥がれる ことで生じる。同じく内耳性のめまいで症状が似ている メニエ…
頭痛、めまいの誘因に花粉症がある。 来週あたりから花粉が飛び始める。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック ネット予約２４時間受付。 いまむら脳神経クリニック公式ホームページ 病院口コミサイト（鹿児島県） 診療科名で探す病院ホームページ（鹿児…
めまいの原因のひとつに貧血がある。 鉄欠乏性が多い。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック ネット予約２４時間受付。 いまむら脳神経クリニック公式ホームページ 病院口コミサイト（鹿児島県） 診療科名で探す病院ホームページ（鹿児島県） 診察はネ…
朝夕涼しくなったが、昼間はまだ暑い。 昼と夜の温度差は頭痛、めまい、立ちくらみの 誘因となる。寝不足が加わると症状が悪化する。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック クリニックHP http://www5.synapse.ne.jp/ytpage/ てんかん・片頭痛ブログ http…
耳の奥には内耳と呼ばれる部分がある。 内耳には耳石（じせき）という炭酸カルシウムの結晶 からなる組織がある。耳石は平衡感覚と聴覚に関与する。 耳石は体内のカルシウムから生成されていくが、 カルシウム不足となると耳石の生成がうまくいかなくなり、 …
前庭神経は耳に関係した三半規管、前庭（耳石器）と 脳をつないで体のバランス調整を司る。 前庭神経にウイルス感染が起きると急激なめまいが生じる。 ウイルス感染は先行する風邪症状として自覚される。 医療法人雄翔会 いまむら脳神経クリニック クリニッ…
住居、建物で起きる頭痛、めまい、倦怠感、 のどの痛み、呼吸器疾患などの症状があらわれる 体調不良をシックハウス症候群という。 建築材、塗料に含まれる化学物質、防腐剤から 発生する揮発性有機化合物、カビ、微生物による 空気汚染などが原因とされる。…
鉄は赤血球の代謝に使われる。1日で１mgが使われる。 月経中、妊娠中の女性はその２倍の２mgが失われる。 血液の中の鉄分が不足すると赤血球の代謝に支障を 来たし、貧血となる。鉄欠乏性貧血という。 若い女性に多い。 鉄欠乏性貧血がひどくなろと、めまい…
糖尿病になると血管がもろくなる。脳神経に血液を運ぶ毛細血管が細くなり 十分な酸素と栄養が運ばれなくなり、脳神経と自律神経に障害が起きる。 これを糖尿病神経障害という。痺れ、めまいの原因を調べてみて初めて 糖尿病が見つかることも珍しくない。 医…
ミュンヒハウゼン症候群は疾病利得を目的とした詐病である。 亜型に家族を病気に仕立てて自らが利得を得る 代理ミュンヒハウゼン症候群というものもある。 SNSの普及が悪い方向に作用してか最近増えつつある。 遂にはテレビドラマにまで取り上げられた。 ミ…
台風が近づいてきた。低気圧だ。 低気圧は脳の視床下部が司るバイオリズム（生体リズム）を 狂わせて、頭痛、めまいなどの症状を惹き起こす。 予防として夜更かしを避けて、規則正しい生活を送ることで バイオリズムを強化する。それでも調子が悪いときは 視…
頭を傾けると強い回転性めまいが出現する病気である。 正式には良性発作性頭位変換性眼振という。 横を向いたり、下や上を見ると目の前がグルグル回る。 吐いてしまうこともある。耳鳴り、聴力低下は伴わない。 耳石の障害が原因だ。耳石（平衡石）は内耳 （…
